久保みねヒャダ感想。相葉君の帳消し力
今年の紅白は視聴率は上がったものの、批判も多かったようで、紅白進行中、何度も「すみませんでした」と謝っていた相葉君に対し、久保ミツロウ、能町みね子、ヒャダインが以下のように語っていた。
能町「私、今回初めて最初から最後まで全部見たもん。相葉君を見届けたい気持ちになっちゃって」
久保「それはやっぱり相葉君に「すいません」って言わせたことは成功へのプロセス、必要なやつなんじゃないですか?」
能町「ある意味そうですね」
久保「相葉君!謝らなくていいよ!って気持ちに、日本中にそういう気持ちにさせたってすごい才能だと思うんですよ。なかなか他の人だとここまでいかない気がする」
ヒャダ「あぁ、そうですね。嵐の他のメンバーでもね」
久保「有村架純さんにもすみませんって言われたら、いいよいいよ!架純ちゃんがそんな謝らなくていいよ!みたいな」
能町「帳消し力を持ってるんですかね、相葉君も」
確かにこれは、嵐の他のメンバーでは成立しなかったと思う。
司会業に慣れている櫻井翔でさえ、その才能は相葉君に劣るだろう。
相葉君に謝られると、それ以上怒れなくなる。
私は『まごまご嵐』という番組が好きだった。
嵐がおじいちゃんおばあちゃんの孫として一日体験するという番組だったんだが、他のメンバーは一生懸命孫を演じようとしてるのがにわかに伝わって来るのだが、相葉君は実にスムーズにおじいちゃんおばあちゃんの懐に入っていった。
「ねぇねぇ、おじいちゃん」「おばあちゃんおばあちゃん」と、本当に孫であるかのような振る舞いに、おじいちゃんおばあちゃん達も大変嬉しそうだった。
相葉君は、見るからにおばあちゃん子だし、人がいいだろうし、学校の成績は恐らくちょっと悪いだろうけど、運動神経はバカ良くて、足がもげそうな程速くてリレーの選手毎年務めてたし、部活はバスケ部。友達と地元をこよなく愛する優しい奴で、めちゃくそモテるんだけどずっと付き合ってる長い彼女がいて、その彼女は地元で評判の美人で、25くらいで早々に結婚して子供を授かって、生まれた子供は女の子。名前は梨愛(りあ)のような読めなくはないけど…ってレベルのちょっとしたキラキラネーム。めちゃくちゃ子煩悩のパパで、日曜日は必ず家族で外にお出かけ。よく行く場所は西船のららぽーと。率先してベビーカーを押して、商店街を歩けば店のおばちゃんが沢山オマケしてくれて、「いいの〜!?うそー!ありがとーう!」ってタメ口でお礼を言うような心優しいマイルドヤンキーになって、って後半から完全に妄想だった。
というのが相葉君のパブリックイメージだけど、そう思わせる力がある。
裏表がなさそうな、一生懸命のいい奴。
国民の孫のような、国民の親戚のような、国民の商店街のアイドルのような、国民の近所の心優しい子のような、人によっては国民の声地元の先輩であり、国民の地元の後輩でもある。
そういう、自分の地元にいそうな目線で見れる、国民的アイドル。
相葉君を憎たらしく思うほど嫌いになる人はそんなにいないと思う。
万人にそこそこ好かれる、アンチを生まないタイプというのは、炎上がつきものの芸能界において稀有な存在かもしれない。
相葉君、そんなに謝らなくていいよー!!と握る拳に力が入るのもやむを得ん。
後はどんな子を嫁にもらうか。
それで国民の相葉君の地位は大きく揺らいでしまうので慎重に相手を選んでほしい。
できることなら一般人。ベストは地元の知り合い。
相手が芸能人ならめちゃくちゃ好感度の高い気さくな女優でお願いしたい。
こんなお節介を焼いてしまうのも、国民の相葉君ゆえ、許してほしい。
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