カルテット1話の感想
カルテット。
松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平って、もう素人でも分かる演技派俳優4人集めた何か音楽やるぞ的なドラマかと思って、内容にはあまり期待せずに見始めたらちょっとサスペンス要素?な伏線を撒かれた内容で思わず見入ってしまいました。
ある日、4人は“偶然”出会った。
女ふたり、男ふたり、全員30代。
4人は、夢が叶わなかった人たちである。
人生のピークに辿り着くことなく、ゆるやかな下り坂の前で立ち止まっている者たちでもある。
偶然出会ったわけないと思ってましたが、そもそも満島ひかりちゃん演じるすずめちゃんが“意図的”に巻真紀(まきまき)(←松たか子ね)に出会ってることは冒頭のシーンで分かってたので。
でも高橋一生演じる家森、松田龍平演じる別府も“意図的”だったことが判明したので、4人の関係が実際どうなってんのか気になるところです。
「あの人の家ポスター貼ってあったじゃん、テープで。剥がれてたでしょ?
躊躇なく壁に画鋲刺したり出来ないんだよね。
画鋲も刺せない人間が音楽続けていく為には嘘くらいつくだろうなって」
「家森さんも鼻毛伸ばしたらどうですか?」
「どういうこと」
「お揃いですねって」
「俺鼻毛伸びにくいんだよ」
「ここに、鼻毛に見える刺青彫ればいいじゃないですか」
「どういうこと?」
「刺青彫る勇気ないなら同情やめた方がいいです」
あ~この独特な台詞回し、これ絶対「最高の離婚」「問題のあるレストラン」と同じ脚本家だろうなーと思ったらやっぱり坂元裕二さんでしたね。
この人の台詞回し、好み分かれるだろうけど私は毎回ツボなので分かった瞬間嬉しかったです。
好きなんだよな~この人の台詞。
現実でこんなこと言い出す奴いないだろって台詞を俳優の演技力で無理矢理ねじこませてリアリティ出してくる感じの。
調べたらこの方、「東京ラブストーリー」でも脚本してるんですね。
東京ラブストーリーつったらアレですよ。
「夜中に寂しい時、飛んできてくれる?」
「飛んでく」
「ヒマラヤのてっぺんから電話したら飛んできてくれる?」
「迎えに行く」
「あったかいおでん持ってきてくれる?」
「屋台ごと持ってく!」
「ビートルズのコンサート、うちで開きたいって言ったら?」
「連れてく!」
「ジョンはどうするの?」
「俺がかわりに歌う!」
「…魔法使って、この空に虹かけてって言ったら?」
「それはできないかもしれないけど」
「じゃダメだ!」
「でも魔法なら使える!」
「どんな?」
~kiss~
(BGM)
でおなじみの東京ラブストーリーですよ。
いや~大好き過ぎて当時小学生だったのに鮮明に覚えてる台詞。
この頃からこの人の台詞回しのファンだったみたい。
4人で歌うエンディングがまた良くてね!!
「最高の離婚」のエンディングもメインの4人が出てたけど、カルテットはレトロでクラシカルな映像ですごく素敵でした!
松たか子の歌声がいいのは勿論、Folder5でもあまり聴けなかった満島ひかりちゃんの歌声、そして高橋一生と松田龍平に関しては歌声が聴けるとも思ってなかったので、ウワァ~!!って声出そうになるくらい良かったです。
4人ともああいうの最高に似合うんすな…。
一週間の限定公開みたいです。
それにしてもじわじわと人気を上げてきた高橋一生がいよいよ爆発する時が来ちゃいましたね…。
既に公式Twitterでは高橋一生さんの写真が載る時だけふぁぼが1万近くいってるので、これドラマ終わる頃にはファンが5万人増えそう。
もともと人気の俳優さんだし私も大大大好きですけども、「第二の星野源」ていうニュースにはミゾミゾしますね。
あぁ~またマスコミにこすられ倒される~…。ミゾミゾ。
便利な言葉。ミゾミゾ。ひかりちゃん可愛くなったなぁ。
高橋一生と言えば民王の貝原が至高。